カリングマスク
最初この単語を目にした時、それは英語だった「Culling Mask」って。
そして読み違えた「カッティングマスク」と。
当然、当初は何を意味しているものかも全くわからず、「カッティングシートじゃねーのかよ」とかこぼしながらスルーを決め込む。
・・・時は流れて今、「t (ティ)」じゃなくて「l (エル)」じゃねーか!(個人的衝撃の真実)
んでも、なんかこう、「その処理はカットしてマスクする」みたいな感じであながち間違ってはいなかったんじゃないかと(いや、全然違うんだけど・・・)
そう、カリングマスクって「その処理は省く」みたいな意味合いだったんだね。(だから、違うかも)
例えば、ライト。
キャラには光を当てるけどマップには当てない、とかはこのカリングマスクってのでやってる。
カメラもそう。
キャラは映すけどマップは写さない。カリングマスクってのでやってます。
そのキャラやマップは全部グループになってて番号に振り分けられていて、Unityでは全32個。
Photoshopを始めとしたレタッチソフトやペイントソフトなんかに触れる人は良く知っているであろう、「レイヤ」ってのが該当していて、Unityは32個のレイヤを持っています。
キャラは10番のグループ、マップは12番のグループ、みたいに振り分けられてる。アイテムも10だったかな?
だから、ライトの設定で10番には光を当てないで、とすればキャラとアイテムにはライトが当たらなくなります。
カメラも同様で、12番は映さないで、と指示すればハニセレではマップが消えます。
さて、ここで気付いたのはですね、下着系が1番だってコト。
では、メインのカメラの設定はそのままに、カメラ化された携帯電話の設定をちょっといじって「1番は映さない」という設定にしてみましょう。
メインのカメラは通常通りに全てのオブジェクトを映しますね。
携帯電話カメラは1番をカットして他を映します。
うふ、メインのカメラではちゃんと下着姿なのに、携帯電話カメラでは脱げちゃってます。冒頭のSSですね。
透視!?
そんな感じのお遊びができそうなんですね~
とはいえ、残念なのは、レイヤの使い方が凄くおおざっぱなこと。
1番 、下着(一部?)
10番、キャラとアイテム
11番、床(?)
12番、マップ
他にもまぁ割り当てられて入るんですが、SS撮る時とかに考えそうなのはこの辺り。
だけ。こんだけ。32個もあってこんだけ!
衣装を透過すると身体がないので向こう側が見えちゃうからホラーになっちゃうけど、 アイテムなんかはもう少しレイヤ分けてもいいんじゃないかと思ってみたりもする。
子供の頃ね、将来はこんな透視技術ができるもんだとワクワクしたもんですよ。
「このメガネをかけるとあら不思議!洋服が透けて見えちゃう!」みたいなw
あぁ、飲みながらやってっと楽しいw
覚えてるのかどうか、という不安はあるけれど、忘れたとしても年のせいではなくてアルコールのせいにできるから気が楽w
しかし、カリングマスク、使いどころは難しいかもな~